

MTU社独自の電子制御システムADEC(Advanced Diesel Engine Control) を採用。
地球環境に最も適したクリーンエンジン。
新たに燃料噴射ポンプを開発しました。このエンジンの端部に搭載されたギア駆動の電子制御高圧
ポンプと各シリンダーに取付けられた2つの燃料貯蔵コモンレール、並びにソレノイドバルブが
装着された燃料噴射弁により、従来のシステムでは困難であった燃料噴射圧力及び燃料噴射の
タイミングを完全に制御することが可能となりました。
シリーズ60/2000/4000からなる豊富な型式より、お客様に最も適した出力のエンジンを提供
致します。出力範囲は261kWから3440kWまで幅広くラインアップし、官公庁船の巡視艇や
警備艇から旅客船に至るまで様々な仕様を提案することができます。


進化するコモンレール噴射システム
- 世界的に高まる地球環境保護に対応しクリーンエンジンを実現
- 矩形状の燃料噴射でアトダレを防止し燃料比率を改善、UHCも低減
- 燃料ラインの圧力変動を抑制し、安定した燃料供給を実現
- 排ガスと騒音をさらに改善
- 連続使用に耐え得る十分な性能と耐久性
優れた電子制御システムADEC(Advanced Diesel Engine Control)
- エンジン・減速機の遠隔制御および監視制御を統制する電子システム
- 電子制御により安全性と信頼性を向上
- エンジンに直接搭載可能な頑丈なつくり
- コネクターによる容易な配線
環境に配慮したエンジン性能
- IMO(国際海事機関)海洋汚染防止条約の規制値をクリア
- EPA(アメリカ合衆国環境保護局)TierⅡ規制値をクリア
- 国際大気汚染防止原動機証書(EIAPP 証書)取得エンジン